心臓血管外科
心臓血管外科
2020年1月 1日
▲図2
閉塞性動脈硬化症に対するバイパス術は大腿部(膝上)までに限られていました。このため、下腿(膝下)に病変がありバイパス術は不可能といわれている方がおられるのではないでしょうか?当科では治療技術の進歩により、下腿のみならず足関節以遠までバイパス手術を施行することが可能です。
手術は大半の症例で人工血管を使用せず、自家静脈(大伏在静脈)を用いたバイパス術を行い、合併症は少なく、救趾率は90%を越えております。(図2)閉塞性動脈硬化症に対する外科治療では時代の最先端にいると自負いたしております。