抗がん剤治療の進歩はどこにある?
血液のがんである白血病や悪性リンパ腫の治療は抗がん剤治療が中心ですが、治癒が期待できる病気になってきました。それにつれ、固形がん※1においてもその有用性は示されています。
特に1)複数の薬剤を併用する治療法の開発、2)放射線治療との併用療法における進歩(放射線化学療法)3)副作用を軽減・管理するサポート療法の進歩、4)分子標的薬の開発などが、現在のがん治療における化学療法の有効性を支えています。
※1 呼吸器・消化器・婦人科・皮膚科・耳鼻科......etcで扱われる悪性腫瘍