概要・診療方針
当院乳腺外科では、主に乳腺の悪性腫瘍である乳がんの診療を中心に、乳腺に関連する症状をお持ちの患者さんの診察を行っております。
女性がかかる悪性腫瘍の中では乳がんが一番多くなっています。発症する年齢は、35歳から急増し、45歳から75歳にかけて緩やかにピークとなっています。第1子出産時の母の平均年齢が30.7歳(平成28年データ)であることから、女性の30代は結婚・出産・仕事など大きなライフイベントを迎える人が多い世代となっています。
また40代以降も育児・責任のある仕事・介護など様々な人生のイベントを抱えながら病気と向き合っていかねばなりません。
それぞれの患者さんの抱える背景にも配慮しながら、最も適した治療を検討するよう心がけております。