病理診断科

概要・診療方針

医師・スタッフ

医師・スタッフのご紹介

病理診断科 主任部長

在津 潤一 Junichi zaitu
  • 資格
  • 一般社団法人日本病理学会 分子病理専門医
  • 一般社団法人日本病理学会 病理専門医
  • 公益社団法人日本臨床細胞学会 細胞診専門医
  • 一般財団法人日本消化器病学会 消化器専門医
  • 一般社団法人日本内科学会 認定内科医
  • 日本医師会 認定産業医

適切な病理診断を通じて地域の皆様のご健康に役立てるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。

検査内容について

病理検査

ここで働いている人は病理医(病理専門医)、臨床検査技師(細胞検査士)です。病理では、どのような検査をしているのかご紹介いたします。

A 病理組織診

1.から4.の種々の検体を顕微鏡標本にして病理診断を行います。

1 生検(biopsy)

胃・大腸内視鏡検査などで病変の一部(小さな組織)を採取し、良悪性を判定します。

2 切除生検(excisional biopsy)

皮膚などの病変の全体を採取して、良悪性や病変の由来を推定します。

3 手術による摘出(surgical excisionまたはresection)

手術により、病変を含めて提出された組織を詳細に検索します。

4 迅速診断(frozen section diagnosis)

手術中に出来るだけ早く組織標本を作製し病理診断を下します。手術の方向性を決定する情報を、臨床医に提供します。

内視鏡検査で採取された胃の組織

顕微鏡標本です。核と細胞質を染め分ける染色をして観察しています。核が紫色、細胞質がピンク色に染まります。顕微鏡で拡大して見ているので大きく見えますが、実物大は2mmくらいの小さな組織片です。

胃の組織
胃の組織拡大図

B 細胞診

尿、喀痰、子宮頸部などから採取される細胞を良性か悪性か、感染症の原因である細菌や真菌(カビ)が存在するか等を、顕微鏡標本にして診断します。

扁平上皮癌

C 病理解剖

病気で亡くなられた患者さんの全身の検索を行い、病理学的に検討し、今後の診療などに役立てています。

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