DMATについて
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DMATについて
DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは、大地震や航空機・列車事故といった災害時に被災地に迅速に駆けつけ、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チームです。JA広島総合病院は2チーム10名のDMAT 隊員がおり、有事に備えさまざまな訓練を積み重ねています。
平成24年9月1日に四国全域を仮想の被災地とした広域災害訓練に参加しました。西日本のDMATが集まり、自衛隊の輸送機やDrヘリを用いた患者の搬送訓練が実施されました、JA広島総合病院のDMATは高知医療センターで病院支援を担当しました。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災の被災地へ当院からDMATを派遣しました。震災発生当日、当院のDMATは呉海上自衛隊基地に向かい、広島県のDMAT4チームとともに輸送艦おおすみに上艦、翌日当院のDMATは航空自衛隊のヘリにて被災地の仙台医療センターに到着。大規模な災害では難しいとされる被災地入りを自衛隊の協力のもと震災派生の2日目には被災地に到達できました。
派遣された被災地の仙台医療センターは、非常電源でかろうじて機能していましたが、ロビーは震災初日に搬送され診察が終了しても帰宅できない患者さんが長椅子などで横になっているような状況でした。
JA広島総合病院のDMATは先着した他県のDMATと交代で、救急搬送されてくる患者さんの診療を担当ました。