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ホスピタルアートが完成しました

2020年10月05日

~癒しから憩う場へ~

にしもと おさむ 作

南棟2階の患者さん待合スペースにホスピタルアートが完成しました。この場所には、これまで地元の写真クラブの写真が展示されていましたが、代わりに、廿日市市在住のイラストレーター・デザイナー「にしもと おさむ」氏によるアートでリニューアルすることになったものです。

写真をご覧になって分かるように、ライトブルーをモチーフとしたメルヘンチックなイラストが幅26メートルにわたる広大な壁一面に新しく描かれています。この色は、正しくはホノルルブルーと呼ばれるそうです。ブルーというカラーは、色彩心理学からすると傷や病気などに効果のある癒し系の色で、痛み止め薬のパッケージによく使われています。ホノルルブルーとは、このブルーの癒やしにホノルルから連想されるあたたかみとやわらかさがブレンドされた色合いを表現するカラーではないでしょうか?

この色調をベースに、森に見立てた広い壁に丸い壁に丸いタッチで描かれた心優しそうな大木と池、そこに集まる小鳥や魚、うさぎなど心をほのぼのとさせてくれる動物たちは、にしもと氏仰るように、水のいのち、木のいのちが見る人たちに語りかけているようです。

童話から抜け出してきたようなこれらの絵柄と彩りは、病院というややもすれば無機質で居心地の悪い空間にぬくもり、やさしさ、和やかさを生み出し、辛い思いをして受診される患者さんに癒しと憩いを与えてくれることでしょう。

皆様におかれましては、是非このリニューアルした外来2階に足をお運びになり、憩いの場として親しんで下さればこの上なく幸いに存じます。職員一同、皆様のご来院を心待ちにしています。

JA広島総合病院 病院長 松原 昭郎

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