薬剤部
薬剤部
2011年12月16日
薬剤部は、医療安全の観点から、今年度より以下の業務改善を行いました。
今回は、2011年春より導入された散剤分包機、錠剤分包機について紹介します。
散剤分包機は、粉薬を1回分ずつ袋詰めする作業を自動で行ってくれます。以前の散剤分包機は、手動で行う作業が多く、調剤者の熟練度を必要としていました。今回導入された散剤分包機は、「粉薬バーコードシステム」に連動しており、機械による薬品のチェックが行えるため、調剤ミスが起こりにくいという利点があります。
また、粉薬の袋に患者名、薬品名、薬品量、飲み方が印字されるようになったため、薬剤師・看護師など医療スタッフのみならず、患者の皆様にとっても分かりやすくなりました。
さらに、粉薬を回す円盤が2つになったことで、作業効率が上がり、待ち時間の短縮につながっています。
錠剤分包機は、先ほどの機械と同様、錠剤・カプセルを1回分ずつ袋詰めする作業を自動で行ってくれます。272種類もの錠剤やカプセルを搭載できますが、入りきらない薬品は、コンベアという装置を使って、薬剤師が手作業で入れています。
散剤分包機同様、錠剤分包機も薬品名、薬品量が袋に印字されるようになっています。
この2つの機械が入ったことで、安全面やサービス面の向上に繋がるものと思います。