健康管理センター
健康管理センター
基本理念:JA広島総合病院の基本理念のもと、健康管理活動を通じて組合員ならびに
地域住民のみなさまの健康保持・増進に努めます。
現在、日本は世界一の長寿国になっています。しかし、ただ長く生きるだけではなく、心身ともに自立した活動的な状態で生存できる期間、すなわち"健康寿命"が長いことが重要です。このためには、疾病の早期発見、早期治療のほか、健康寿命を短縮させる生活習慣病の危険因子の有無を調べ、その発症予防を行うことが大切です。健康管理センターでは生活習慣病の早期発見およびその予防、がんの早期発見を目的に、人間ドックを実施しています。
人間ドックは自分の健康状態を知って生活習慣病を予防したり、がんなどの隠れた病気を発見するために行います。そこで対象になるのは、特に自覚症状のない健康な人です。また、高血圧、高脂血症などにより病院で薬をもらっている人も病院での検査はその疾患の周辺にとどまっています。このような人も自分の健康状態の全体像を見るためにドックを受けてもかまいません。40才を過ぎれば1年に1回は受けるようにしましょう。
人間ドック受診後は、その結果書をまずしっかり読んでみましょう。問題点を指摘されたら自覚症状がなくても放置せず、再検査や精密検査あるいは治療のために必ず医療機関を受診してください。かかりつけ医(主治医)がおられる場合は、その結果書を持って行き、見てもらうことをお勧めします。
また、毎年の検査結果は保管しておき、最近の結果を比較してください。数回分の検査結果から「自分の基準値」も分かってきますし、数値が基準値内で異常なしの判定でも、徐々に数値が変動している場合は生活習慣を見直さなければならない場合もあります。