乳腺外科

概要・診療方針

概要・診療方針

乳がんに罹患される患者さんは年々増加し、女性が罹る悪性腫瘍の中では乳がんが一番多くなっています。乳がんの患者さんの約60%は20歳から65歳までの働く世代に該当します。そういった背景より、社会的にも乳がんについては非常に関心が高くなっています。
JA広島総合病院・乳腺外科は広島市西区以西で専門的に乳腺にかかわる診療を行っています。

診療内容

乳がんを中心に乳腺疾患の診断、治療を行っています。乳がんの治療は、手術療法・薬物療法・放射線療法といった治療法を適宜組み合わせて行う集学的治療が基本であり、それにより飛躍的に治療成績が向上します。当院外来化学療法部、放射線診断科、放射線治療科、病理診断部と協力し診療に当たっています。形成外科と連携し、乳房再建も積極的に行っています。

当科の特色

ガイドラインに沿った診療

科学的根拠に基づいた標準的治療を提供しております。選択肢の中から、患者さんの年齢・体力・意向を考慮し、相談の後、治療方針を決定いたします。

オンコプラスティック手術

根治性を保ちながら美しい乳房を残す努力をしています。乳輪切開・側胸部切開を利用し、極力手術跡が目立たないように手術を行います。
乳房切除を行う場合、乳房再建術についてもご提案いたします。