薬剤部

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ジェネリック医薬品 Q&A

2020年1月1日

  • 1.ジェネリック医薬品とはどういうものでしょうか?
    ジェネリック医薬品(後発品)は、厚生労働省が先発薬(新薬)と同等と認めた医薬品です。
    先発品と同じ有効成分、同じ効能効果を持ち、先発医薬品の特許期間満了後に発売されます。
  • 2.ジェネリック医薬品は安価なのでしょうか?
    価格は品目ごとで様々ですが、中には先発医薬品の半額以下のものもあり、患者さんの自己負担額が軽減します。厚生労働省は、医療保険財政の改善をはかるためにも、ジェネリック医薬品の使用を推進しています。
  • 3.効き目や安全性は大丈夫でしょうか?
    国では、ジェネリック医薬品が先発医薬品と同じレベルの品質・有効性・安全性を有するかどうかについて欧米と同様の基準で審査を行っています。この基準をクリアしたもののみが医薬品として承認されています。
  • 4.他の国での使用状況はどうでしょうか?
    アメリカ、イギリス、ドイツなどでは使用されている医療用医薬品の6割以上がジェネリック医薬品です。残念ながら、2014年4月時点においては、日本のジェネリック医薬品は3割に満たない状況でした。

当院では、これまで数多くあるジェネリック医薬品の中でも特に品質および製薬企業体制(製品開発・製造能力、情報提供能力、安定供給能力等)が優秀なジェネリック医薬品のみを厳選して採用してきました。
今後も、患者さんの医療費負担を軽減するためにも、ジェネリック医薬品の採用・使用を進めていく方針です。ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、ご不明な点などある際は、薬剤部窓口までお問い合わせください。

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