循環器内科

診療機器ご紹介

X線 CT装置(2台)

この機械を利用して心臓カテーテルを施行します。手や足の動脈からカテーテルという直径1.5mmから2.0mm程度の細い管を心臓の冠動脈の入り口まで挿入し、造影剤を注入し血管を撮影することで冠動脈、下肢動脈などの狭窄の有無を調べます。冠動脈、下肢血管などの狭窄の有無を最終診断し、必要に応じて血管の形成を行います。

心臓CT検査装置(多列CT装置;MDCT)

回転速度も速く64列CT装置を使用して、動きのある心臓の血管(冠動脈)でも狭窄病変や狭窄部の動脈硬化(プラーク)の性状評価を画像診断部の先生方とともに診断を行います。心筋の厚みや壁運動異常に関しても評価しています。侵襲的なカテーテル検査と異なり非侵襲的に診断が可能です。

心臓超音波断層エコー・ドプラー装置

心臓の形態的診断(先天性心疾患を含)、心筋の動き(心不全、心筋梗塞など)の解析を行います。また血管内の血流も評価できますので弁膜症などの診断に大変有用で外来でもできる検査です。また2010年3月より三次元の心エコーも可能となります。

心臓核医学検査装置

微量の放射性物質を静脈内に注入し、アデノシンなどの薬物負荷の前後で心臓への取込みを調べることで、心筋虚血の有無を非侵襲的に診断します。外来で施行可能な検査です。