眼科

診療実績

主な診療実績のご紹介

白内障が282例(全例PEA+IOL)、緑内障144例、その他4例で計426例でした。緑内障手術は昨年同様、H28年末から合併症の少ない極小切開緑内障手術(低侵襲緑内障手術)であるマイクロフック線維柱帯切開術眼内法(μLOT)を積極的に行っており、良好な結果を得られています。この術式では入院期間も概ね1週間以内で済み、早期の通常生活への復帰が可能です。白内障手術は、極小切開白内障手術(切開幅2.2mm)を行っています。幸い今年度も白内障手術・緑内障手術ともに、最も忌むべき合併症である術後感染や駆逐性出血は経験しておりません。他に、レーザー治療は129件(後発白内障切開術24件、網膜レーザー54件、緑内障レーザー34件(選択的線維柱帯形成術26件))でした。他に、糖尿病網膜症・加齢黄斑変性症・網膜静脈閉塞症に対するマキュエイドテノン嚢下注射とルセンティス・アイリーア硝子体注射を165例に施行しています(術後感染の可能性を少しでも減らすため手術室で行っています)。
高血圧・高脂血症に関しては、ガイドラインに基づき個々の患者さんに適した治療を行っています。

疾患別手術内訳件数
【白内障】 -
水晶体再建術 282
【緑内障】 -
線維柱帯切開術 22
線維柱帯切除術 22
白内障手術併用線維柱帯切開術 85
白内障手術併用線維柱帯切除術 1
白内障手術併用隅角癒着解離術 4
線維柱帯切除術後濾過胞再建術 10
その他 4
430