眼科

診療実績

主な診療実績のご紹介

眼科スタッフは2019年4月に大学から新しく馬場太郎先生が大学から赴任してくれました(当院が21年目の二井は変わらず)。他のスタッフは視能訓練士(ORT)3名、看護師は2名、事務1名、医療秘書1名です。

2018年度手術件数は、白内障444例、緑内障124例(緑内障単独手術68例、緑内障・白内障同時手術56例)、緑内障手術の内訳は、線維柱帯切開術が24例(極小切開緑内障手術)、線維柱帯切除術が21例、白内障手術併用線維柱帯切開術が49例、白内障手術併用線維柱帯切除術が2例、白内障手術併用隅角癒着解離術が5例、濾過胞再建術23例、他に翼状片2例、眼瞼・結膜腫瘍6例、その他8例、計584例と緑内障手術は増加傾向です。侵襲が少なく早期退院が可能なフックを用いた眼内からのマイクロフックトラベクロトミー(極小切開緑内障手術)を昨年同様積極的に行っています。白内障手術は極小切開白内障手術(切開幅2.2mmが主)で行っています。なお、当院では多焦点眼内レンズは採用していませんのでご希望の方はご注意願います。幸い2018年度も白内障手術・緑内障手術ともに最も忌むべき合併症である術後感染や駆逐性出血は経験しておりません。白内障手術機器は、最新のセンチュリオンとべリオンを使用し行っています。他に、マキュエイドテノン嚢下注射とルセンティス・アイリーア硝子体注射を合わせ156例に施行しています(手術室で)。レーザーは197件(網膜レーザー121件 緑内障レーザー76件(選択的レーザー線維柱帯形成術28件 、他は虹彩切開術など)でした。

研究活動

手術症例の多い緑内障・白内障をメインに学会報告・論文発表を行っています。