臨床研究検査科

微生物・一般検査室

微生物検査室

人間の体内には個人差はあるものの病気の原因となる菌(病原菌)以外にも多くの菌(常在菌)が存在しています。これらを見分け病原菌を特定し、その病原菌にどの抗生物質(抗菌薬)が効くのか検査するのが微生物検査の仕事です。例えば、風邪をひく(痰が出る)、下痢になるといった症状があるとき、その痰や下痢便などを検査材料として病原菌を検出します。その病原菌に有効な抗菌薬を選択するための情報を臨床側に提供します。その結果、患者さんに適切な治療をより早く行うことができます。

▲MASA用培地

▲細菌検査自動機器

▲グラム陽性球菌

▲血液培養装置

一般検査

尿や便、嘔吐物、脳脊髄液、胸水、腹水、心嚢水、関節液、精液、肺胞洗浄液など血液以外の様々な体液を分析しています。