看護部
看護部
日本看護協会は、国民への質の高い医療の提供を目的に資格認定制度を定めています。この資格は日本看護協会が行う看護師認定審査に合格し、特定分野において熟練した看護技術や知識を用いて水準の高い看護管理や看護実践のできる者に与えられるものです。
当院には現在、12分野18名の認定看護師、4名の特定行為研修修了者、3名の認定看護管理者が在籍しています。
認定看護管理者 | 藤本七津美(副院長兼看護部長) | ||
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佐藤澄香(看護副部長) | 村中好美(看護副部長) | ||
認定看護師 | 感染管理 | 今本紀生 平本廉昂 | |
がん放射線療法看護 | 河野佐代子 | ||
緩和ケア | 岡田恵美子 高原さおり | ||
がん化学療法看護 | 野村昌代 奥村麻美 | ||
救急看護 | 竹野香織 | ||
手術看護 | 田中猛 | ||
摂食嚥下障害看護 | 藤本七津美 | ||
脳卒中リハビリテーション看護 | 山﨑克仁 | ||
皮膚・排泄ケア | 藤村雅子(特定行為研修修了者) 南部智江 |
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糖尿病看護 | 中元美恵(特定行為研修修了者) 加賀美昌美 |
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認知症看護 | 大峯珠己 有本まい | ||
集中ケア | 小田浩子 | ||
特定行為研修了者 | 特定行為区分15,17 在宅・慢性期領域パッケージ 在宅・慢性期領域パッケージ 術中麻酔管理領域パッケージ |
中元美恵 藤村雅子 梶川恵美 松村利奈 |
令和6年1月1日現在
*特定行為研修修了者とは
指定された研修機関で一定の研修(特定行為研修)を修了した看護師のことです。特定行為とは医師、歯科医師の包括的指示のもとで手順書に基づいて診療の補助(特定行為)を実施することが可能です。
病院に関わるすべての人を医療関連感染から守るため、院内外を問わず関係各所と共同し、感染管理に取り組んでいます。今後も、職員が安全に働きながら患者さんに安全な医療と療養環境を提供できるよう、活動を進めて参ります。
放射線療法看護では、患者さんの生活にできるだけ負担や支障が少なく、治療目的が達成できるような支援をしていきます。根治的、予防的、緩和的など治療目的は患者さん毎に異なりますが、患者さんやご家族としっかり話し合い、思いに寄り添った看護を目指します。
緩和ケアは、患者さん、ご家族に寄り添い、苦痛を緩和し、その人らしい生き方を支えることを目的としています。私たちは、医師、看護師、薬剤師、社会福祉士、他メディカルスタッフと連携し対応していきます。
がん化学療法看護認定看護師は、抗がん剤治療を行う患者さんの副作用管理や具体的なアドバイスなど治療を行い患者さんや家族の不安に寄り添い治療が遂行できるよう患者さん、家族と一緒になりサポートをしています。
けがや急病は、時間や場所、年齢や性別を問わず起こります。救急看護では、あらゆる状況の患者さんに対して、フィジカルアセスメントを駆使して的確な病態把握を行い、緊急度・重症度を判断します。さらに、危機的状況にある患者さんはもちろん、ご家族に対しての全人的な看護ケアも大切にしています。
また、DMAT隊員として多職種と協働し災害時に機動できるよう備えています。
手術前、手術中、手術後を通し患者さんを中心とした継続看護を提供致します。
周術期看護実践者として手術に携わるスタッフ全員で「当院で手術を受けて良かった」と思って頂ける様、全人的に実践する所存です。
摂食・嚥下障害を持つ患者さんが,できるだけ安全に食事を楽しくしてもらえるように,日々関わらせて頂いています.また,誤嚥性肺炎の予防に重要な口腔ケアも実践し、知識や技術の啓発活動をしています。
脳卒中の患者さんの発症直後からご自宅に帰られるまで、その人らしい生活の再構築に向け、また安心した生活が送れるよう院内外の多くのスタッフと連携・協働し個々に合った支援をしていきたいと思っています。
基礎疾患、年齢、生活背景、おむつの使用、ストーマ造設をされた方が皮膚障害を起こすことがあります。皮膚障害の予防、治癒を促進するための生活の工夫やケア、その方に合ったストーマ装具の提供を実践しています。
私たちは糖尿病患者さんが、健康な人と変わらない生活ができるように、治療をサポートします。注射や内服治療、フットケア(足の手入れ)、運動療法などを説明します。糖尿病を少しでも良い状態にできるよう普段の生活で、できることを考えていきましょう。
認知症看護認定看護師は認知症をお持ちの方が穏やかに治療を受け、退院後も住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう地域の医療機関と連携を取りながら支援を行っています。気軽にご相談ください。
集中ケアとは生命の危機状態にある患者さんの病態変化を予測し、重篤化を回避するための援助を行うことです。生命維持だけではなく患者さんを生活者としての視点でとらえ、生命と退院後の生活の質の向上を目指した看護をしたいと考えています。
呼吸ケアについてお役に立てればと思います。
〇在宅・慢性期領域パッケージ研修修了
訪問看護は住み慣れた地域でその人らしい生活が送れるように看護を提供しています。
研修で得た知識や技術を早期に利用者さんに提供し、重症化の予防・回復に繋ぐことができるように活動していきたいと思っています。
〇術中麻酔管理領域パッケージ
麻酔に関する専門的な教育を受け、麻酔科医師と協同して術前から術後まで個々の患者さんにあった周術期管理をしていきます。麻酔に関する知識と看護の視点を融合させることで、より患者さんに寄り添った安全で安心な麻酔、看護を提供していきます。
松村利奈